大学受験 東欧史(露独墺希など) 高校世界史

【世界史】ギリシア史をマンガみたいに超速攻略!④アレクサンドロス大王と近現代編

この記事は約6分で読めます。

  

 

ギリシア史も今回で最終回

アレクサンドロス大王から現代まで一気に攻略しましょう。

 

アレクサンドロス大王

 

マケドニアフィリッポス2世の後を継いだのは、

あの世界史屈指の英雄・アレクサンドロス3世(大王)です。

 

あまりにもスゴイので、

「大王」という称号がついてしまったほどです。

 

彼は、ペルシア戦争の報復(というタテマエ)のため、

東方のアケメネス朝ペルシアへの遠征にむかいます。

 

そしてなんと、

イッソスの戦い(前333)アルベラの戦い(前331)で

アケメネス朝ダレイオス3世に連戦連勝し、

ついにあの大帝国・アケメネス朝🐘を滅ぼします。

 

マロ
マロ

立場逆転だにゃ

 

彼はさらに東方に遠征し、

征服したエジプトなど各地に、

自身の名を冠したギリシア風都市アレクサンドリアを建設します。

 

ペルシアを滅ぼしてもエジプトを滅ぼしても

休むことなく東に進軍し続ける大王は、

ついにインドにまで侵入します。

 

ここで「さすがにもう勘弁してくれ!!」と兵士が音を上げ、

遠征は終了

 

その直後に大王は病により急死します。

 

電光石火⚡の征服は、

支配機構が盤石でないため崩壊も一瞬⚡でした。

 

大王の死に際の言葉

「一番強いやつが俺の後継者だ」

という少年漫画のような遺言により、

 

ディアドコイ(後継者ディアドコイ)戦争がおき、

大帝国は崩壊したのです。

 

ヘレニズム時代

 

群雄割拠の末、

 

①アンティゴノス朝マケドニア

 

②セレウコス朝シリア

 

③プトレマイオス朝エジプト

 

3国が鼎立します。

 

①が停滞し

②がバクトリアパルティアの独立で衰退するなか、

 

③は首都アレクサンドリアを中心に繁栄し、

ムセイオンという自然科学研究所も運営し、

当時の自然科学をリードしました。

 

一方、東方遠征によりギリシア人とギリシア文化とは

一気に東方に大拡大し、

ギリシア語はコイネーとよばれ東方に普及します。

 

またギリシア文明とオリエント文明とが融合し、

民族・国家の枠をこえた

世界市民主義コスモポリタニズム(コスモポリタニズム)が高揚します。

 

こうした時代をヘレニズム時代とよびます。

 

大国の支配

 

こうしたヘレニズム時代も、

前30年プトレマイオス朝エジプト

ローマ帝国に滅ぼされたことで終了します。

 

ギリシアは以後、

ローマ帝国の属州→東ローマ帝国領→オスマン帝国メフメト2世

というように、大国にのまれ続けます。

 

このままギリシアは日の目を浴びないのか・・・

そんな最中、とうとう1821年に起きたのが、

オスマン帝国に対する反乱、

ギリシア独立戦争です。

 

ギリシア独立戦争

 

19世紀はじめには、フランス革命の影響もあって

各地でナショナリズムが高揚していました。

要は「独立ブーム」だったのです。

 

そんななか、ギリシアでも反乱がおきますが、

オスマン帝国(アジア~ヨーロッパを股にかける大帝国)

はこれをエジプトと組んで潰しにかかります。

 

マロ
マロ

勝てるわけないにゃ

まーたゾウ🐘とアリ🐜との戦いだにゃ

・・・まさか

 

しかし、

「この機にオスマンを弱体化させてやる!」

と企んだ英・仏・露がギリシアを支援し、

ナヴァリノの海戦でオスマンを撃破してくれました(1827)。

 

また西欧の知識人

ギリシアを文化的故郷だと考えていたので、

 

イギリスのバイロン義勇兵としてギリシア側で参戦したり、

 

フランスのドラクロワ「キオス島の虐殺」を描いて

世論を独立支持に傾けました。

 

こうした援護射撃もあって、

ロシアとオスマンとの間に

アドリアノープル条約(1829)が結ばれ、

ついにギリシアはおよそ2000年ぶりに独立します。

(ちなみにロシアはこの時ついでにオスマンから利権を奪っています。)

 

そして翌30年のロンドン会議で、

独立が国際的に承認されました。

 

バルカン戦争

 

こうした、列強におんぶにだっこ状態で

ついにギリシアは独立したものの、

その領土はペロポネソス半島周辺のみでした。

 

そこで、ギリシアは領土拡大を図ります

 

しばらく苦戦するものの、

セルビア・ブルガリア・モンテネグロと組んで

4国でバルカン同盟を結成し、

1921年オスマンに宣戦布告します(第1次バルカン戦争

 

これに勝利したバルカン同盟は

ロンドン条約でバルカン半島の大半を獲得します。

 

つづいて、

セルビアブルガリアがマケドニアの領有をめぐり争うと、

 

ギリシアモンテネグロルーマニアもセルビア側につき、

当然のごとくブルガリアボッコボコにして

またギリシア勝利します(第2次バルカン戦争)。

 

そして現代へ

 

つづく第1次世界大戦でギリシアは勝ち馬に乗ります🏇。

 

一方オスマンは敗北し、

国家解体レベルのセーヴル条約を押し付けられます。

 

「さすがに無理だ」と条約を拒否した

ムスタファ=ケマルらのトルコと、

 

「戦勝国」としてイズミルを拠点に

小アジアでの勢力拡大を図るギリシアとが

軍事衝突します(ギリシア=トルコ戦争)。

 

ギリシアはこれに敗れ

現在の領土に落ち着きました。

 

マロ
マロ

あんまり調子に乗るべきじゃないにゃ

 

この後のギリシアは、

2次大戦で枢軸国に占領されたり、

アメリカのトルーマン=ドクトリン対ソ戦略に利用されたり、

NATOに入ったりEUにはいったり、

またまた大国に翻弄されながらもしぶとく生き残ります。

 

そのほか、1970年代にまたまたトルコ

キプロス紛争をおこしたり、

 

一方でギリシアの奇跡とよばれる

経済成長の末に

2004年アテネオリンピックを開催したりします。

 

ただ・・

2010年にはとんでもない額の借金を抱えていることが発覚し、

ギリシア危機を迎えたことは、わりと記憶に新しいですね。

 

さて、これにてギリシア史は攻略完了です!

つづけてバシバシ攻略しちゃいましょう!!

 

おすすめは、

同じ古代ヨーロッパが舞台の

ローマ帝国編です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました